秤にかけて
母がやっと回復してきて話せるようになってきた。
小６の夏である。
俺はもう疲労困憊していた。
塾を2つ行き母親の鬱の看病
そして学校での[イジメられ]に近い生活。
時には鍵が閉められ追い出され状態。
1日半や丸々2日飯が
食えなくて道をボーッと彷徨った時期もある。
時には公園で寝て朝学校という
ホームレス小学生みたいな生活である。
なんとか自分なりに努力したが、
母親がよくなる兆候がない。（鬱3年目）
もうだめなのだろうか。
もう耐えられない、本当に無理だ、、、。
中学生になったら俺自身変わろう
変わってやる！
こんなくそみたいな生活はうんざりだ！！
この時自身を変える決断を
視野に入れ始めるのである。
（秤にかけて2）に続く
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『とにかく早い者勝ちっ！』
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